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   <title>脳卒中予防の正しい知識</title>
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   <subtitle>ヘビースモーカーであったり、高コレステロール、高血圧、運動不足、肥満、過度のストレス、高脂血症、糖尿病などの症状が当てはまる人は、そうでない人に比べ、突然、脳卒中の発症に見舞われる可能性が、高いと言えます。該当する方は早めの予防対策を行ってくださいね。</subtitle>
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   <title>脳卒中データバンク</title>
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   <published>2008-08-30T10:03:00Z</published>
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      日本における脳卒中医療の現場では、長年、基礎的なデータが不足がちで、そのため多くを欧米のデータに依存していました。
日本の脳卒中患者の実態に合ったデータベース作りが求められていたわけですが、そんな要望に応えるかたちで、１９９９年脳卒中データバンクがスタートしました。このデータバンクには、全国の医療施設で脳卒中の治療に当たる医師が、相互に治療や患者に関するデータを提供し合えるしくみになっています。
脳卒中データバンクは、日本脳卒中協会が行っている疫学的研究の一環です。脳卒中協会の会員は、医療に従事する医師だけではなく、理学療法士、看護師、言語療法士、さらに患者とその家族などで構成されています。事務手続きと年会費を支払うことによって、さまざまな立場の人がメンバーになれます。
日本脳卒中協会の主な活動目的は、脳卒中データバンクのホームページや、電話相談、シンポジウムを通して世の中に広く、脳卒中についての知識を広めることです。
脳卒中で倒れながら、幸い一命を取りとめたとしても、多くの場合、患者とその家族は、後遺症と闘っていかねばなりません。寝たきりとなった人の３割を占めるといわれる脳卒中患者とその家族の不安を減らし、自立を助けるための窓口として、脳卒中データバンクのニーズは年々高まっています。
      
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   <title>脳卒中とコレステロール</title>
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   <published>2008-08-29T04:40:00Z</published>
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      ある時期、コレステロールは脳卒中の遠因である動脈硬化を起こす犯人であるかのように言われた時代がありました。
脳卒中のリクスと隣り合わせになった高齢者の中には、いまだにその時の記憶が残っていて、コレステロールを忌み嫌う人がいます。
けれども、近年の研究では、コレステロールは脳卒中の原因になるどころか、健康を維持するのに大事な役割を担っているものであることが分かってきました。
コレステロールには、他の物質と融合して、血管に柔軟性を与え丈夫なものに保つ働きもあります。コレステロールが不足すると、ホルモンの合成が困難になったり、細菌への抵抗力が弱まるなどの弊害も出るのです。
しかし、その一方でコレステロールは過剰に摂取した場合、動脈硬化の原因になります。これが、昔、脳卒中を引き起こす悪玉に仕立てられた原因でしょう。
脳卒中を起こすような年代にさしかかった人で、コレステロール値が高いと自覚している人は、やはり食事を調整して値を下げる努力が必要になります。
コレステロールの中でも、ＨＤＬコレステロールと呼ばれるものには、動脈硬化を防ぐものもある。脳卒中患者の中にはＨＤＬコレステロールが不足しているケースが多いといいます。脳卒中の予防にコレステロールを見直すのもいいかもしれません。
      
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   <title>脳卒中と精神状態</title>
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   <published>2008-08-27T22:38:00Z</published>
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      脳卒中を起こした患者の家族は、リハビリに再発予防に、多くの困難に直面しますが、中でも手強いのは、患者に出現するさまざまな精神状態です。
脳卒中発症後に現れる主な精神状態には、認知症、うつ状態、夜間せん妄そして不眠といったものがあります。
認知症の患者は少なくありませんが、脳卒中発症後に現れる認知症は、特に血管性認知症と呼ばれています。現在、日本では高齢者がかかる認知症のほぼ半数がこれに当たります。
多発性脳梗塞で生じた場合、多発梗塞性認知症とも呼ばれます。この症状が現れた場合には、脳循環改善薬や、アルツハイマー病の治療に用いる治療薬を投与する場合もあります。
脳卒中後のうつ病は、発生直後から一定期間経過した後に現れますが、そのまま「脳卒中後うつ」とか、血管性うつと呼ばれます。
うつ状態では、何事にも意欲が低下するので、リハビリには不都合なので、副作用の少ない抗うつ剤を投与します。
夜間せん妄状態になると、夜、興奮状態になったり、幻覚症状を起こし暴れたり独り言をを言いだしたりするので、医師の協力をあおぎ、適切な睡眠薬や向精神薬を投与します。
脳卒中後の不眠は、昼夜が逆転して日中寝すぎるのが原因となる場合が多いので、昼間、ムリなく起こしておくことが有効になります。
      
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   <title>脳卒中の再発予防</title>
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   <published>2008-08-26T23:34:00Z</published>
   <updated>2008-08-27T01:01:51Z</updated>
   
   <summary>脳卒中を起こしながら、一命を落とさずに済むのはいわめて幸運なことではありますが、...</summary>
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      脳卒中を起こしながら、一命を落とさずに済むのはいわめて幸運なことではありますが、それはまた、長い病気との闘いの始まりでもあります。
脳卒中の後遺症から機能を回復することは、その闘いの大きなテーマとなります。しかしその、一方で、患者本人は元より、家族一丸となって脳卒中の再発を防がなくてはなりません。
それには、当面の敵である脳卒中を起こす危険因子について知らねばなりません。
高血圧、糖尿病、高脂血症、心房細動、喫煙、ストレスなど多くの危険因子が解明されました。
医療と行政の協力で危険因子の抑制に取り組んだ結果、脳卒中の発症年齢はある程度遅らせることができましたが、発症総数は依然増え続けています。それは、高齢化に伴う血管障害の増加が原因といわれています。
そのため、発症後の再発防止が大きな課題となりました。
脳卒中は大変再発しやすい病気です。高血圧、糖尿病、高脂血症などを合併している患者は食事療法と薬物療法を併用するなどして、健康維持に努めなくてはなりません。
脳卒中のリハビリ中の薬物療法では、個々の治療目標を達成するために、薬物の用量・用法は厳格に守る必要があります。必要な薬物の服用状況が悪い人は、脳卒中再発のリスクをひきずっているのです。
      
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   <title>脳卒中と合併症</title>
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   <published>2008-08-25T21:31:00Z</published>
   <updated>2008-08-25T23:00:45Z</updated>
   
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      脳卒中が発症して後、急性期にはさまざまな合併症にかかる危険性が生じます。脳卒中で一命を取りとめても、この合併症で命を落とすことも考えられるので、きめ細かいケアが必要となります。
中等度以上の脳卒中では、意識障害も伴いますが、この時は、感染症や消化管出血にも注意しなければなりません。
脳卒中の発作に見舞われた結果として、食物がうまくのみ込めなくなる場合があります。また、嘔吐のため誤嚥性肺炎など、上気道感染症を起こす危険があります。
この場合、患者の食べ物は細かく刻んだり、とろみをつけるといった配慮が必要です。固形物が食べられない場合、流動食になります。それがうまくいかないときは、鼻腔からの栄養摂取や胃瘻チューブからの栄養摂取へ切り替えていきます。
脳卒中で意識障害を発症した患者には、入院後、抗生物質を点滴で静脈投与します。
脳卒中発症後は、中枢神経に対するストレスが原因で、胃酸の分泌が高まり、胃や十二指腸に、びらん、潰瘍が生じ、患部から出血するという結果をもたらします。出血が大量になると、死に至る場合もあります。
近年、強力な抗潰瘍薬が開発されたため、脳卒中で入院した直後から、こうした薬剤を投与することで、消化管の出血は、ほとんどの場合防げるようになっています。
      
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   <title>脳卒中と感染症</title>
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   <published>2008-08-25T03:32:00Z</published>
   <updated>2008-08-25T05:00:30Z</updated>
   
   <summary>一般の感染症の中にも、脳卒中の危険因子として注意が必要なものがあります。 胃潰瘍...</summary>
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      一般の感染症の中にも、脳卒中の危険因子として注意が必要なものがあります。
胃潰瘍や胃癌の原因として近年注目されているピロリ菌が、脳卒中を引き起こす危険因子になっているのではないかという指摘されています。また、微生物ですが肺炎クラミジアに関して陽性の人は、脳卒中のリスクがより高いという報告があります。
こうした病原体は、動脈壁に感染することで、慢性的な炎症を引き起こし、動脈硬化を促進させることになります。これが、脳梗塞の危険因子となって、脳卒中発症へとつながります。
急性の感染症で、白血球が増えると、これにより脳の毛細血管が詰まり、脳梗塞が起きやすくなります。感染症による白血球の増加も、脳卒中予防の見地からは、重要なファクターとなっています。
感染症による症状では、発熱にも注意が必要です。発熱から脱水症状となり、これにより脳梗塞、脳卒中へとつながる危険性が出てきます。特に高齢者は、感染症から脱水症状になる場合が多いようです。
ウイルスの中には、健康な人のほとんどが感染しているのに影響されないようなものもありますが、極端に免疫力が低下しているなどの条件が重なった時、それらが脳卒中の危険因子に変わることがあるので、相互の関連にも注意が必要です。
      
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   <title>脳卒中とストレス</title>
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   <published>2008-08-24T11:01:00Z</published>
   <updated>2008-08-24T13:00:55Z</updated>
   
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      イギリスの大学の研究チームが、ストレスにうまく適応することで、脳卒中のリスクを低減させることができるという趣旨の発表をしたことがありました。
ここで行われた追跡調査では、日々のストレスにうまく適応できる人は、そうでない人よりも脳卒中の発生する割合が少ないことが分かりました。同時に、適度な運動をする習慣があり、飲酒や喫煙の割合が少ないことも、脳卒中の発症の割合が低くなることが確認できたそうです。
この研究は、脳卒中が単に身体的な条件のみではなく、心のありようでもまた発症の条件となることを示しています。事実、感情の動きは、血圧の上昇に大きくかかわります。
精力的で負けず嫌いで、短気な性格は、心筋梗塞の危険因子として指摘されていますが、この性格は脳卒中の患者にも多いという調査結果もあるそうです。しかし、これらは社会の中心的な存在である、政治家や会社経営者タイプの人にはよくある性格です。
現代社会は、日常のいたるところにストレスのタネが転がっているといえます。しかし、それが脳卒中の遠因になると分かっていても、世の中からストレスを一掃することはできません。ならば、ストレスをストレスとして意識しない気の持ちようになることが、脳卒中の予防には必要なのかもしれません。
      
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   <title>脳卒中と水分</title>
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   <published>2008-08-23T04:24:00Z</published>
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      脳卒中を予防するのに水分補給が重要なのをご存じでしょうか。特に、夏場、炎天下で過ごす場合は、水分の不足に気をつけたいものです。なぜなら脱水状態になると脳卒中を起こしやすくなるからです。
多量に汗をかくと、当然、体内の水分は不足します。すると、血液はサラサラの状態からドロドロに変化し、川の流れと同様、流れにくくなります。
脳動脈硬化が進行していた場合、ドロドロの血は血管の狭いポイントでよどむように血流を妨げて脳梗塞を引き起こしやすくなります。
脳卒中を起こす可能性の高い高齢者は、通常、のどの渇きを感じにくく、知らぬ間に脱水状態になっていることがあります。
脳卒中を防ぐためには、のどの渇きとは関係なく、水分を補給する習慣をつけることが重要です。その際、利尿作用の大きい、ビール、コーヒーよりも水、ミネラルウオーターが適しています。
「朝、コップ１杯の水を飲むと健康にいい」という話を聞いたことがありますか。これは、就寝中に多量の汗をかくので、失った水分を補給しようということであり、脳卒中を予防するという意味からも大事なことなのです。トイレが近くなると心配するむきもありますが、同じ理由で就寝前の水分補給も、脳卒中の予防には有効でしょう。
      
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   <title>脳卒中と運動</title>
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   <published>2008-08-21T16:26:00Z</published>
   <updated>2008-08-21T17:01:16Z</updated>
   
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      脳卒中の危険と隣り合わせの働き盛りの世代に共通してる悩みの一つは、身体を動かす時間がないということです。長時間にわたってオフィスのデスクにしばりつけられているような日常では、運動する時間はないに等しいものです。こうした生活は、脳卒中の危険因子そのものだといえるでしょう。
もし、毎日適度な運動を続けられるなら、体重を減らし、血圧を下げ、血糖値を下げることも可能で、これらは脳卒中のリスクを減らすとも考えられています。
「脳卒中予防に有効な、適度な運動」とはどんな運動でしょう。一口に運動と言っても大きくは無酸素運動と有酸素運動とに分けられます。
有酸素運動は、あまり力を必要とせず、長時間できるもので、ウォーキングやサイクリング、エアロビクスダンスなど全身運動や脚を使った運動を指します。
無酸素運動は、瞬間的に素早く動いたり、最大限に近い力を必要とする短距離走、格闘技、筋トレなど健康的な引き締まった身体作りを目的とする運動です。
脳卒中予防に適しているのは有酸素運動のほうです。無理をしない自分の体調に合った運動を選びましょう。「脳卒中を予防するのだから」と、気負って新しいスポーツを始める必要はありません。エレベーターの代わりに階段を使ったり、コンビニへ行くのに車を使うのをやめるだけでも効果が得られるはずです。
      
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   <title>脳卒中と肥満</title>
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   <published>2008-08-20T16:16:00Z</published>
   <updated>2008-08-20T17:00:23Z</updated>
   
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fmirar.com/">
      昨今、メタボリックシンドロームがさまざまな生活習慣病を引き起こすことが、知られています。脳卒中とも密接な関連があるようです。
内臓の周りについた内脂肪が蓄積されると、動脈硬化のほか、肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などに発展します。つまり、メタボリックシンドロームが脳卒中への入り口と考えることができるのです。
体重（ｋｇ）÷身長（ｍ）÷身長（ｍ）で求められる数値を肥満度指数（ＢＭＩ）と呼んでいますが、このＢＭＩの２５以上が肥満体形ということになります。ＢＭＩと血圧は比例関係にありますが、腹部内蔵型肥満はＢＭＩの数値だけではでは分かりません。体脂肪率を算出したりＣＴスキャンで判定します。近年の脂肪組織の研究では、内臓脂肪が蓄積されるときの分泌異常は、血栓症を引き起こし、脳卒中につながることもはっきりしてきました。
また、元来、脳卒中は中年以後の病気と思われてきましたが、近年は子供や若い世代にも急激な増加が見られています。主な原因は、過剰な塩分の摂取、カロリーオーバーといった食事内容が欧米化してきたことと運動不足とによるものと考えられます。
過剰な塩分摂取は高血圧につながり、カロリオーバーは肥満体につながります。食事のバランスを考え、適度な運動をすることは肥満体質から脱却することは、脳卒中の危険から遠ざかるための第一歩なのです。
      
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   <title>脳卒中と飲酒</title>
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   <published>2008-08-19T21:08:00Z</published>
   <updated>2008-08-19T23:00:22Z</updated>
   
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      大きな視点で脳卒中の予防を考えた時、飲酒の習慣は勧められるものではありません。脳出血の発症率は、飲酒の量と比例するといわれています。くも膜下出血に関しては、飲酒は危険因子とされています。
ところが、脳梗塞に関しては、適量の飲酒を習慣にしている人は、酒を飲む習慣のない人よりも症率が低いという調査結果があります。脳卒中のリスクを減らす側面もあったのです。
また、ある調査によれば日本酒で１合／日以内の適量の飲酒の習慣は、脳卒中の発症に影響を与えないという結果も出ています。
赤ワインを日常的に飲んでいるフランスでは脂肪分の摂取が多い割に、心臓病の死亡率が高くなりませんが、これはワインに含まれるポリフェノールの効用であり、ポリフェノールは高コレステロール対策にも力を発揮します。
けれども「過ぎたるは及ばざるがごとし」というように、適量を超える多量の飲酒は、血圧を上昇させる原因となり、その結果、脳出血を発症しやすくします。
多量の飲酒で怖いのは、肝臓など他の臓器や、肉体のみならず精神にも影響をおよぼし、アルコール性肝炎やアルコール依存症になって、脳卒中とは別の意味で生活そのものを危険にさらす可能性もはらんでいることです。
脳卒中のリスクを増やさないためには、アルコールは適量を守りながらたしなむ程度が、いろんな意味で安全だといえるでしょう。
      
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   <title>脳卒中とタバコ</title>
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   <published>2008-08-18T15:37:00Z</published>
   <updated>2008-08-18T17:01:19Z</updated>
   
   <summary>「タバコによるくも膜下出血のリスクは男性で３.６倍になる」とは、厚生労働省研究班...</summary>
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      「タバコによるくも膜下出血のリスクは男性で３.６倍になる」とは、厚生労働省研究班によるタバコと脳卒中のリスクの関係を調べた研究からの報告です。
研究によれば、喫煙習慣のある人のグループは、脳卒中のリスクが男女とも高く、タバコを吸ったことがない人のグループに比べ、男性で１.３倍、女性で２倍に達するという結果が出ています。
欧米では、古くから喫煙が脳梗塞の危険因子であると報告されていました。国内の脳卒中研究でも、１日２０本以上の喫煙が、脳梗塞の危険因子になることや、ラクナ梗塞との関連があるという結果も発表されました。また、喫煙をアテローム血栓性脳梗塞や、一過性脳虚血発作を起こす、頚動脈病変と関連づける報告も多く寄せられたとのことです。
両方の結果を合わせると、喫煙と脳卒中には深い因果関係があると考えられますね。
では、喫煙を止めた場合、脳卒中のリスクを免れるのでしょうか。たとえ喫煙者であっても、禁煙して数年後からは脳卒中発症のリスクはだんだん下がり始めるといわれています。
日本人男性の間では喫煙率が５０%程度と非常に高いために、禁煙によってかなり多数の脳卒中が予防できる計算になります。近年、愛煙家の社会的な地位は危うくなってきましたが、脳卒中のリスクを考え、この際、「禁煙家」に宗旨替えするのもいいことかもしれません。
      
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   <title>脳卒中と頭痛</title>
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   <published>2008-08-17T23:20:00Z</published>
   <updated>2008-08-18T01:01:13Z</updated>
   
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      脳卒中の中でも、くも膜下出血で一命を取りとめた人の話を聞くと、共通に「かつて経験したことのない激しい頭痛がした」といいます。
この頭痛は吐き気、嘔吐を伴うものです。
このタイプの脳卒中を発症した時、脳内では、脳の表面で血管が破れ、脳表面を覆っているくも膜下で出血が起こっています。４０歳代ともなれば、頭痛に悩まされることはしばしばあります。けれども、脳出血タイプの脳卒中でも、くも膜下出血に起因する頭痛は、時間が経過しても痛みは軽くなりません。
出血の範囲がくも膜下内であれば、手足のマヒは免れることもあります。しかし、出血が脳の広範囲にわたり、脳にダメージを与えた場合、手足のマヒ、感覚障害といった脳卒中特有の後遺症である神経症状となって現れます。
脳卒中の中でも、くも膜下出血の原因の約７割は脳動脈瘤の破裂といわれます。脳動脈瘤で血管が膨れて薄くなった部分が破れ、くも膜下にあふれた血液が血腫となって脳を圧迫します。その他の原因に、脳血管の奇形があります。脳動脈奇形がある場合は、手術でこの奇形の部分を除去しなければなりません。
この脳卒中の症状は、出血と共に激しい頭痛がします。出血しなかった場合でも、てんかん症状を起こし、半身の手、口から全身に達するけいれんの発作を起こします。くも膜下出血と分かった時点で、すみやかに病院へ行くことが、後遺症のリスクを減らす鍵となります。
      
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   <published>2008-08-17T09:38:00Z</published>
   <updated>2008-08-17T11:01:01Z</updated>
   
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      ２０世紀末、脳卒中の診断法は飛躍的な変化を遂げました。
１９６０年代の脳卒中の診断は、発症の仕方と症状、神経学的所見に頼るのみという状況でした。脳出血と脳梗塞の識別は臨床症候と腰椎穿刺所見のみが頼りでした。
１９７０年代になるとコンピュータ断層撮影、ＣＴスキャンが普及して、それまで脳卒中を発症しても識別に時間を要していた脳出血と脳梗塞の違いが瞬時に分かるようになりました。
それから、コンピュータの画像処理技術の向上とあいまって、画像診断法は、より洗練されたものになりました。
その後、磁気共鳴画像診断装置（ＭＲＩ）が開発され，ＣＴスキャンでは見にくかった脳の深部の梗塞が何倍も正確に見られるようになったのです。このＭＲＩでは、無症候性脳梗塞と呼ばれる、発作を起こす前の小さな脳卒中をも認識できるようになりました。ＭＲＩを用いた脳血管の検査をＭＲＡと呼びます。
またＳＰＥＣＴと呼ばれる検査では、放射性同位元素を注射して、脳血流の状態を知ることができます。
このように、かつて専門医が手探りで行ってきた脳卒中の研究は、脳内の「今」の状態を具体的に目で確認できる段階にやってきました。
そんな時代になって、データに気を取られるあまり患者の「人間」を見なくなった医師が出てきたという皮肉な話もあります。
      
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   <title>脳卒中の問診</title>
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   <published>2008-08-15T23:44:00Z</published>
   <updated>2008-08-16T01:01:18Z</updated>
   
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      ふつう、病院で診断を受けるとき、担当医師に病状を伝えるのは、患者本人ですが、脳卒中の患者は、これがうまくできない場合があります。脳卒中の治療で病院を訪ねるときは、家族か本人に代わって症状を説明できる人の付き添いが必要です。付き添いの人もまた簡明な説明ができるよう、脳卒中の発症前後の状況を整理して、箇条書きのメモなど作っておくとよいでしょう。メモしておくべき事柄はだいたい以下のとおりです。
・脳卒中が発症する以前にどんな症状があったか。その症状が現れた時期、頻度。
・過去の病歴・治療歴。
・家族・親戚のかかった主な病気。脳卒中を発症した人がいないか。
・本人が常用している薬。
・飲酒・喫煙などの嗜好品の有無なども記録しておくとよいでしょう。
脳卒中の疑いのある患者を診察する場合、神経症状を正確に把握して、適切な診断をすることが肝要です。その際、診察室で行われることは、血圧、体温、呼吸の状態といった基礎的な診察に始まり、次に、全身の皮膚、外傷、心臓、肺、頸動脈などの聴診に移ります。脳卒中の診断に慣れた医師であれば、５分あまりで大まかな検査が可能です。それから意識の状態、会話、目や瞳孔の反応、顔面や手足の運動機能、感覚障害など、徐々に脳卒中への包囲網をせばめていくのです。
      
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